10月10日(土曜日)、久しぶりに、“えいごの寺子屋”の大井町教室で「異文化交流会」を開きました。
「異文化交流会」とは、いささかおおげさなタイトルですが、簡単に言えば、たまたま来日したわたしの友人、知人の外国人(英米人とは限らない)と寺子屋の子どもたちが英語で交流する、ミニパーティです。。
いつもゲストに無理を言って時間を作っていただくので、しっかりしたプランニングはできず、出たとこ勝負ですが、子どもたちには新鮮な体験になり、好評です。
今回のゲストは、アンチエイジング関する学会でゲストスピーカーとしてデンマークから来日中のDr. Kai Winterご夫妻です。
恒例により、白版に世界地図を広げ、ヨーロッパ、北欧、デンマーク、コペンハーゲンとお住いの場所を特定することからはじまります。
さすがに現役の大学教授、教えたり発表したりすることに慣れていらっしゃる。
デンマークは人口わずか500万人の小さな国。みなさんLEGO知ってるかな?アンデルセン知ってるかな?と、Dr. Kajの自己紹介&ふるさと紹介がはじまりました
LEGO知ってる人?ハ~イ、全員の手が上がりました。
アンデルセン知ってるかな?、アンデルセンの方は、全員とはいかなかったようですが、「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」「おやゆび姫」「人形姫」「裸の王様」・・・
いずれは、だれもが知るようになるデンマーク生まれの創作童話の王様です。*Hans Christian Andersen (1805年~1875年)
Dr. Kajは、いまや世界的ビジネスになったLEGOの誕生逸話をおとぎ話風に話してくれました。その結果、子どもたちにとってデンマークという国が驚くほど身近な存在になりました。
続いて、Dr. Kajは、北欧の文化を表現するひとつのコトバを教えてくれました。それはライフスタイルを表すコトバで、“Hugge”(ヒュッゲ)と言います。
北欧の冬は日照時間が短く、暗く寒い日が続きます。日の出が午前9時頃、
日の入りが午後3時頃。この季節は自然に家で過ごす時間が長くなります。
当然人々の関心事は、居心地の良い空間(わが家)で、ファミリーや友人と集い、食べたり飲んだりして楽しいひと時を過ごすことになります。
この文化を“Hugge”と言うそうです。
例えば、こんな風、こんな風・・・と、たくさんの事例写真を見せながら紹介してくれました。故にデンマーク人の食事は長~い、長~い。
たぶんKajご夫妻は日本人のせっかちな食事風景(早めし)にあきれたに違いありません(笑)。
北欧の人が太陽の光をいかに大切にするかの事例では奥様の家の写真を示し、その窓の大きさを強調しました。なるほど、なるほど。でも、狭い日本、地震の多い日本ではコリャ無理・・・なんて独り言。異文化交流、本当にオモシロイ!
さて、軽食を挟んで後半は子どもたちがKajご夫妻に日本文化を教える番です。
高校生2人が折り紙を英語で教えることになりました。もちろんビギナーズ折り紙は「鶴」。実はコレ、そう簡単ではない、という訳で、悪戦苦闘。
でも、出来上がりにお2人とも大満足。絶対持って帰ると丁寧に包装しました。
たぶん”Hugge“の食事会の部屋のデコレーションと話題ぐらいにはなるのかな?
最後に略式お抹茶セレモニーで、お饅頭をおいしくいただいてハピーエンド。
と、思いきや、Kajご夫妻から「何か日本の歌を歌ってほしい」と子どもたちにリクエストがあり、あれこれあってSMAPの「世界にひとつだけの花」を元気いっぱいに歌って
本当のオシマイ!

後刻談:子どもたちが帰った後、小1時間ほどDr. Kajご夫妻と話しました。
実はお2人は2年前にもわが寺子屋の「異文化交流会」に参加してくれました。
今回の子どもたちの半数強が前回も参加しています。
お2人は子どもたちの成長ぶりにビックリ仰天。まずは身体的精神的成長スゴイ!
背丈は大柄の奥様に追いつかんばかり。ふるまいはシャイな日本の子どもという印象が吹き飛んだ、とおっしゃる。英語のコミュニケーション力は?という問いかけに、
これも素晴らしい上達ぶりという答え。
「Chiyuki(=わたし)は理想の英語教師だ!断言する」とおっしゃる。
コレ、お世辞200%を承知で申し上げますが、2年間の成長をペーパーテストという形でなく、「対面実感評価」されたことをうれしく思いました。
最後に、2年前の子どもたちのオドオド顔を想い出しながら、子どもたちとわたし自身に次のコトバを贈りたいと思います。
『継続はチカラなり!』
